2022/12/15
深く技術を学ぶには本が最適だと思った話
記事は🎄GMOペパボエンジニア Advent Calendar 2022の15日目です。
こんには、新卒2年目のWebエンジニアをしているyukunです。 普段はRailsやReactでWebアプリケーションを開発しています。
AdventCalenderに備えて開発していたプロジェクトがあったのですが、完成しなかったのでポエムを書いています。
4年前くらいにWeb技術に興味を持って様々な方法で技術を習得してきました。
ここ数ヶ月でもRustを書いたりGraphQLのServer/Clientを実装したりと新しい技術へ挑戦しています。
さて、皆さんは自分にとって新しい技術をどのように学んでいますでしょうか?
思いつく限りでは以下の5くらいが一般的かと思います。
- Googleで検索してヒットした記事を読む
- 公式ドキュメントやそのチュートリアルを読む
- UdemyやYouTubeの解説動画を見る
- 技術書を読む
- 専門家や講師の講義を受ける
今まで私自身これら全ての方法を試して技術を学んできました。その中でもこの記事では技術書を読むことが効果的だったということを伝えたいです。
もちろん全ての方法にメリット・デメリットがあると思いますが技術書の強みは次のように感じています。
- Web記事に比べて体系的な知識が得られる
- 出版するまでに個人制作のWebや動画に比べ校正や複数の人の確認が入るので正確な情報が期待できる
- 後からピンポイントで情報を欲しい時に探しにいくのが動画よりも本の方がやりやすい
- 公式ドキュメントやチュートリアルが難しく感じたときにその分野の入門書を読めば前提知識などを考慮して解説してくれる
- 専門家や講師の講義は良い場合が多いが機会が限られていたり金銭コストが多くかかるので数千円で帰る技術書はコスパがよい
技術書の読み方については、調べると様々な方法がありますので、自分に合う方法でやるとよいです。
私の場合は、まずは目次でどんなかとか書かれているかを把握し、ある程度知っている分野であれば軽く読み飛ばしていきます。その中で知らないことが目についたところをよく読むようにしています。
逆にほとんど知らない分野については素直に本の先頭から順番にじっくりと読むようにしています。サンプルコードがある場合はチュートリアル形式になっているものに関しては手を動かすこともありますが、パッとみてわかるものは読むだけにしています。
中で難しく理解できないこともありますが、そこに時間をかけすぎずにスキップしていきます。
スキップした箇所については、全部読み終わった後やその技術に触れて数ヶ月後に読むと「なるほど!これはこういうことだったのか」と理解できることが多いように思います。
スルメ本というがあり、読めば読むほど内容が理解できたり新しい学びがあるのはこのことですね。
技術書は1回読むだけではもったいないのでぜひ期間を空けて2回ほど読んでみるとまた違った視点からの学びがあるのでおすすめです。
ちなみに私は弊CTOのこの記事を参考にして、上記の方法に落ち着きました。
全体像を把握するというのがポイントなので、もし技術書の読み方に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
https://kentarokuribayashi.com/journal/2020/07/31/2020-07-31-003804
それではよい技術書ライフを〜
P.S.
この1年はインプットばかりして文章でのアウトプットをあまりしてこなかったので、文章を書くのが下手になっている気がします。
もっと書いていかねばという気持ちになりました。